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家づくりの3つのこだわり

家づくり こだわってよかったこと3選 

注文住宅における醍醐味は、自由に設計できるところにあります。夢のマイホームのために、こだわりを詰め込む作業はとても楽しい時間です。ですが、完成してから「やっぱりこうすればよかった」と後悔はしたくないですよね。本記事では、家づくりでこだわってよかったことを3つご紹介します。

人気のこだわりを厳選していますので、ぜひ最後までご覧いただき、ご自宅の設計に取り入れるかご検討ください。

庭は人工芝を採用

人工芝は植物ではなく樹脂で作られた芝生で、天然芝のように成長しないため、メンテナンスが不要です。また、メーカーによって、抗菌作用や防カビなどの機能をもった人工芝が販売されているため、子どもが安心して遊ぶことができます。

メンテナンスがいらない

人工芝を庭に採用するメリットとして、手入れが不要で、手間がかからないことがあげられます。天然芝の場合、メンテナンスに手間と時間がかかってしまうのです。水や肥料を与えたり、成長すると芝刈りをしたり、芝と一緒に雑草も成長するので、草取りをしなくてはなりません。

また、冬には枯れてしまって、庭がみすぼらしくなるため、着色剤で色を付ける作業も必要になります。人工芝であれば、それらの手間がかからず、きれいな見た目を維持することができるのです。

人工芝にはジョイントタイプとロールタイプの2つの種類があります。ジョイントタイプは30cm×30cmなどの定型サイズで、ロールタイプは1m×10mなどの長尺で巻かれているものです。庭の大きさや用途によって使い分けができるため、庭をアレンジしやすいのも人工芝のメリットのひとつです。

子どもが安心して遊べる 

庭に人工芝があれば、子どもやペットを安心して遊ばせることができます。人工芝のメーカーによって、下記のような機能が付与された人工芝が販売されています。

  • 抗菌仕様
  • 防カビ機能
  • 遮熱機能
  • 防災機能
  • 排水機能

子どもが遊ぶ場合、抗菌仕様で遮熱機能をもった人工芝を選ぶのが良いでしょう。また、人工芝の葉の長さはさまざまで、用途によって選べるのも魅力の1つです。子どもを遊ばせる場合、転倒したときの衝撃をやわらげるために、葉の長さが30mm以上の人工芝を選ぶことをおすすめします。

葉の長さが30mm以上あると、クッション性が高く、庭にレジャーシートなどを敷いてピクニック気分を味わうこともできます。余談ですが、パターゴルフをされたい方は、芝の長さ20mmの人工芝を選ぶと良いでしょう。

リビングルームに吹き抜けを採用

吹き抜けとは、天井や床をなくして、複数階をひと続きにした空間のことです。リビングを吹き抜けにすると、天井が高くなるため、開放感がでて広く感じることができます。天窓を採用することで、太陽の光を多く取り入れることができるため、照明がなくとも室内を明るくすることができます。結果的に、家族がそろって談笑することの多いリビングの居心地がよくなります。また、リビング階段を設けることで、廊下などの余分なスペースをなくすことができるため、床面積の節約にもつながります。

天井が高いことで広く感じる

吹き抜けの一番魅力は、天井が高いため、広々とした空間ができることです。視覚的な広さを感じることはもちろん、開放的な空間ができるため、居心地の良い生活を送ることができます。予算や土地の関係で、狭小住宅しか建てることができない場合でも、吹き抜けにすることで、狭さを感じない室内を実現できます。

ひとつ注意が必要なのは、天井を高くすることで熱効率が低下してしまうことです。暖かい空気は、室内の上側へ上がってしまう特徴があるため、冬場のリビングルームの気温低下が考えられます。

対策は、シーリングファンを設置することです。逃げてしまった暖かい空気をシーリングファンの力で、リビングルームへ戻すことができます。

自然光が入りやすい

吹き抜けにすることで、大きな窓を設置することができます。また、天窓を設置すると、多くの太陽光を室内にとりいれることができ、暖かい空間を演出することができます。特に冬場は、太陽の位置が低くなるため、光が差し込みにくくなります。ですが、上部に設置した窓から光を取り入れることができるため、冬でもポカポカと気持ちの良い日光浴ができるのです。

大きなFIX窓を採用

FIX窓とは、開閉できない、直接壁にはめ込まれた窓のことで、別名を「はめ殺し窓」といいます。開閉できる窓とは違い、大きな窓や丸窓、細長い窓などデザイン性が高い種類が豊富にあり、効率よく室内に光をとり入れることができるのです。小さなこどものいるご家庭の場合、窓の開閉ができないため、落下事故を防ぐこともできます。

明るい室内になる

大きなFIX窓を設置することで、多くの光を室内にとり入れることが可能です。吹き抜けとの相性は抜群で、開放的な空間の演出ができます。開閉できる窓では、重量の問題で大きな窓の設置ができませんが、FIX窓であれば実現できるのです。また、小さなFIX窓を複数設置することで、デザイン性の優れたおしゃれな外観と、明るい室内を同時に手に入れることができます。

断熱性が低下!ペアガラス推奨

大きな窓にすることで、断熱性が低下するデメリットがあります。住宅の中で、一番熱が逃げやすい箇所は窓などの開口部なので、断熱効果を高める工夫が必要です。効果的な方法としては、ペアガラスを採用することです。

ペアガラスとは、2枚のガラスを重ねてつくられる窓のことで、ガラス同士の間に特殊なガスを封入して空気の層を作っています。そうすることで、外気温が室内に伝わりにくくなるため、断熱性を向上させることができるのです。ペアガラスの他に、3枚のガラスを重ねたトリプルガラスや、ガラス面を金属コーティングしたLow-Eガラスも効果的です。

まとめ

人気の家づくりのこだわりを3つ紹介しました。いずれも、快適に過ごす上で必要なこだわりでしょう。ですが、予算や立地条件などを考慮すると、全ての人におすすめとはいえません。家を買うことは、人生における大きな買い物です。後悔しないよう、自分のライフスタイルに合わせた、設計をしていくことが重要です。